Netflixが止まる原因と対処方法を端末、回線、Netflix側の3つのパターン別に徹底解説

Netflixは、オリジナルドラマや独占配信の作品が充実している、人気の動画ストリーミングサービスです。

有料会員数が2億3,000万人を超えていることからも、Netflixの人気が分かります。

Netflixを利用していると、まれに下記のような不具合が発生することがあります。

上記のような症状の不具合の原因は、大きく分けると下記の3つとなります。

この中でもNetflixの問題に対しては対処が難しく、主にサーバーダウンなどが考えられます。

この場合は、Netflixの対応を待つしかありませんので、他の動画配信サービスやオンラインゲームなど、Netflix以外のエンタメを楽しみましょう。

サーバーダウンなら長くても数時間も待てば復旧しますが、日常的に動画の再生が止まる場合は、端末や通信環境に問題があることが多いです。

端末や通信環境の問題に対しては、原因を理解して適切に対処すれば、ほとんどの場合は解決できます。

本記事では、Netflixの動画再生が止まる原因と対処方法を一つずつ詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

Netflixが止まる、見れないときの３つの原因

Netflixを視聴する際に、「動画が止まる」「動画が再生できない」といったトラブルが発生する原因としては、大きく3つに分けられます。

トラブルの原因を正確に把握し、適切に対処することで、快適な視聴環境が維持できます。

上記の3つのパターン別に考えられる原因とその対処法を詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

Netflix側の問題の原因と対処方法

Netflixの動画視聴の際に「動画が止まる」もしくは「再生できない」原因の一つとして、Netflix自体の問題が考えられます。

Netflix自体の問題は、ユーザー側では完全に解決できないことも多いです

しかし、状況を理解して適切な行動を取ることで、不便を最小限に抑えることができます。

Netflix側の問題の原因

Netflix側の問題の原因としては、下記の2つの原因が考えられます。

それぞれの原因について、詳しく紹介します。

同時再生の上限を超えている

Netflixは、契約プランによって同時に再生できる端末台数の上限があります。

Netflixで動画が再生できない場合は、契約プランと同時に動画視聴している端末の台数を確認してください。

なお、端末にダウンロードした動画を再生する「オフライン再生」は同時再生の端末にカウントされないため、オフライン再生と併用することで同時に再生できる端末台数を増やせます。

同時に再生している端末が多い時は、オフライン再生も活用しましょう。

Netflixのサーバーがダウンしている

Netflixのサーバーがダウンした場合、Netflixの動画にアクセスできなくなり、動画の再生が止まってしまうことがあります。

また、アクセス集中により混雑している場合は、動画の再生が遅くなったり、カクついたりすることもあるでしょう。

アクセス集中やサーバーダウンは、新作映画やドラマの配信開始時など、多くのユーザーが同時にアクセスする場合に発生することが多いです。

Netflixの障害情報は公式ページを確認

Netflixのサーバーダウンなどの障害情報は、公式ページで確認できます。

動画の再生ができない、もしくは遅い場合は、公式ページのサービス状況を確認してみましょう。

Netflix側の問題の対処方法

Netflix側の問題の対処方法は、下記の2点となります。

それぞれ詳しく解説します。

契約プランの変更で同時再生数を増やす

契約プラン	同時再生可能な端末台数	オフライン再生
広告付きスタンダード	2台	なし
ベーシック	1台	1台
スタンダード	2台	2台
プレミアム	4台	6台

同時再生できる端末台数が足りない場合は、契約プランの変更により、同時再生可能な端末台数を増やせます。

オフライン再生の併用も考慮した上で、同時に再生する可能性がある端末台数に合わせて、契約プランを選びましょう。

サーバーダウンの場合は、他のエンタメを楽しもう

Netflixのサーバーがダウンしてしまった場合は、端末側ではどうすることもできません。

サーバーが復旧するのを待つしかないため、U-NEXTやプライム・ビデオなどの他社のVODサービス、もしくはオンラインゲームなど、Netflix以外のエンタメを楽しみましょう。

端末側の問題の原因と対処方法

Netflixの動画を視聴している時に動画が止まってしまう場合、端末側の問題が原因である可能性もあります。

端末側の問題に対しては、原因を理解して適切に対処することで、解決できることが多いです。

ここでは、端末側の問題の原因と対処方法を詳しく解説します。

端末側の問題の原因

端末側の問題としては、以下の原因が考えられます。

端末の故障

端末が故障すると再生に必要な処理ができなくなるため、動画の再生が止まったり、遅くなったりすることがあります。

端末の故障が原因で動画の再生が止まる場合はNetflixアプリだけでなく、端末の動作自体が重くなることが多いです。

また、端末の故障にはソフト面の故障とハード面の故障があり、以下のような原因が考えられます。

ソフト面の故障については、端末の再起動やOSのアップデートなどで解決する場合もありますが、ハード面の故障は個人での解決は難しいです。

ハード面の故障の場合は、端末の修理や買い替えを検討しましょう。

端末の性能不足による遅延

端末の性能不足によっても、端末の動作は重くなり、動画視聴中に再生が止まってしまうこともあります。

とはいえ、動画再生に必要な端末性能は高くないため、最近の端末であればほとんどの端末で性能が不足することはないでしょう。

ただし、古い端末や値段の安い端末の場合は、端末の性能が足りず動画の再生が止まるなどの不具合が起きることがあります。

端末のメモリやストレージの不足

端末の性能にも関わる部分でもありますが、メモリやストレージ容量が不足している場合でも、動画の再生がカクつくなど端末の動作が重くなることがあります。

特にスマホの場合は、アプリや写真を入れすぎているとストレージ容量が圧迫され、動作が遅くなりやすいです。

また、多数のスマホアプリやパソコンのソフトを開きっぱなしにしていると、アプリによってはバックグラウンドで常に動き続けるので、メモリが不足してしまい、動きが悪くなります。

Netflixアプリの不具合やトラブル

Netflixアプリのエラーやバグなどの不具合により、動画の再生が止まってしまうこともあります。

Netflixアプリは頻繁にアップデートされており、機能の追加だけでなく不具合の対処もおこなわれているため、常に最新のバージョンに更新しておくことが重要です。

久しぶりにアプリを起動した時やアプリの動作がおかしい時は、最新のバージョンがインストールされているかチェックしましょう。

端末側の問題の対処法

端末側の問題でNetflixの動画再生が止まってしまう場合、以下の対処法を行ってください。

デバイスのキャッシュを削除する

端末のブラウザやアプリには、Webページの情報を一時的に残しておくキャッシュという機能があります。

キャッシュは、次回からの読み込みが速くなる便利な面もありますが、大量にたまるとブラウザやアプリの動作が遅くなったり、エラーを起こしたりすることもあるのです。

特定の端末だけ動作が重かったり、動画の再生が止まったりする場合は、キャッシュの削除で解消することもあります。

キャッシュを貯めすぎると、ストレージ容量の不足にもつながるため、定期的に削除しましょう。

不要なアプリ、写真などを消す

端末のストレージ容量が不足すると、端末の動作が重くなり、動画の再生がカクつくこともあります。

端末のストレージ容量の大半を占めるのは、アプリや写真、ビデオのデータです。

特にスマホゲームはデータ容量が大きいものがあるので、遊んでいないゲームはアンインストールするのをおすすめします。

また、ビデオや写真は思い出もあるので消しづらいという人もいるでしょう。

できるだけ消さずに残しておきたい人は、SDカードに移動したり、GooglePhotoやAmazon Photosなどのクラウドサービスにアップロードしたりすると、端末内のデータを削除できます。

Netflixアプリをアップデートもしくは再インストールする

Netflixアプリのアップデートにより、アプリ動作の不具合が解消することもあります。

アップデートの内容には、不具合の修正も含まれることがあるので、アプリの更新はこまめにチェックしましょう。

また、アップデートで改善しない場合は、アプリを一度削除して再インストールすることも有効な手段です。

アプリをインストールし直すことで、不具合が解消されることもあります。

Netflixアプリもしくは端末を再起動する

一時的なエラーによって動画の再生が止まっている場合、Netflixアプリを再起動すると解消されることがあります。

Netflixアプリの動作がおかしい場合は、まずはアプリを再起動してみてください。

また、端末を再起動すると端末内のデータが整理され、バックグラウンドで動作しているアプリも一度終了されます。

そのため、端末自体の動作が重い場合は、端末がリフレッシュされ動作が軽くなるので、再起動もおすすめの対処法です。

また、一時的なエラーも解消できる可能性があります。

端末の修理もしくは買い替え

上述の対処法を試しても、動画の再生が止まるなどの不具合が続く場合、端末の故障もしくは性能不足が疑われます。

特に、「電源を入れた際の画面表示が遅い」や「アプリの動作が遅い」といった症状は、端末に問題があるサインです。

これらの症状が見られるなら、端末の修理や買い替えを検討しましょう。

通信環境の問題の原因と対処法

Netflix側、端末側のどちらにも問題がないなら、通信環境に問題があります。

通信環境に問題がある場合は、Wi-FiルーターやLANケーブルなどの通信機器のトラブルや性能不足が原因であることが多いです。

また、利用しているインターネット回線のトラブルもしくは、通信速度が遅いという可能性も考えられます。

そもそも、契約している回線自体の通信速度が遅ければ、スムーズに動画再生はできません。

ここでは、通信環境に問題がある場合の原因と対処法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

通信環境の問題の原因

通信環境に問題がある場合は、以下のような原因が考えられます。

利用しているインターネット回線の速度が遅い

・Netflixの動画視聴の推奨速度

画質	解像度	推奨速度
高画質（HD）	720p	3Mbps以上
フルHD（FHD）	1080p	5Mbps
超高画質（UHD）	4K	15Mbps

そもそも利用しているインターネット回線の速度が遅ければ、スムーズに動画視聴はできません。

上記のNetflixの動画視聴に推奨されている速度を確認した限り、光回線もしくは、ポケット型Wi-Fやホームルーターなどの通信サービスなら、十分な速度といえます。

ただし、インターネット回線は利用環境によって、通信速度が低下することも多いです。

動画の再生が止まったりカクついたりする時は、実際に速度テストを行い、推奨速度を目安に十分な通信速度かどうか確認しましょう。

通信速度は下記のサイトで測定可能です。

インターネット回線の速度テスト | Fast.com

Wi-FiルーターもしくはLANケーブルのトラブル

通信速度が遅いなど通信環境に問題がある場合、Wi-FiルーターやLANケーブルに問題があることが多いです。

Wi-Fiルーターは他の電子機器や別のWi-Fiネットワークの電波と干渉しやすく、電波干渉により接続が不安定になることがあります。

また、古いファームウェアの使用により、Wi-Fi接続が安定しないといったソフト面でのトラブルも多いです。

LANケーブルにおいては、曲げすぎや圧迫しすぎなど無理な使い方による内部の導線の損傷やコネクタの破損・接触不良など物理的な損傷で、通信が不安定になります。

Wi-FiルーターもしくはLANケーブルの性能不足

Wi-Fiルーターの通信規格

通信規格	最大通信速度(理論値)	周波数帯
IEEE802.11ax (Wi-Fi 6)	9.6Gbps	2.4GHz帯・5GHz帯
IEEE802.11ac (Wi-Fi 5)	6.9Gbps	5GHz帯
IEEE802.11n (Wi-Fi 4)	600Mbps	2.4GHz帯・5GHz帯
IEEE802.11g	54Mbps	2.4GHz帯
IEEE802.11a	54Mbps	5GHz帯
IEEE802.11b	11Mbps	2.4GHz帯

LANケーブルの通信規格

通信規格	最大通信速度(理論値)
CAT.5	100Mbps
CAT.5	1Gbps
CAT.5e	2.5Gbps
CAT.6	5Gbps
CAT.6A/CAT.7	10Gbps
CAT.8	25Gbps
CAT.8	40Gbps

Wi-FiルーターとLANケーブルは、それぞれ規格によって最大の通信速度が決まっています。

そのため、利用している回線の通信速度に見合った規格の製品の使用が必要です。

また、Wi-Fiルーターの通信規格によって、利用している周波数帯が違い、それぞれ特徴があります。

5GHz帯は、電波干渉が少なく通信速度が早いので、安定して高速通信が可能です。

しかし、障害物に弱いため、端末とルーターの間に壁や家具があると、電波が遮られ繋がりにくくなります。

対して2.4GHz帯は、対応機器が多く障害物にも強いですが、同じ周波数帯を使用している機器が多いため、5GHz帯よりも速度が遅くなることが多いです。

時間帯に関わらず、いつも速度が遅い場合は、Wi-FiルーターやLANケーブルの規格を確認しましょう。

Wi-Fiルーターの設置場所が悪く電波が受信できていない電波が悪い

Wi-Fiルーターと端末の距離が遠かったり、間に障害物があったりする場合、Wi-Fiの電波が受信できていない可能性があります。

Wi-Fiルーターの電波は全方向に飛ぶので、理想的なルーターの設置場所は家の中心です。

ただし、以下のような場所はWi-Fiルーターの設置場所に適しません。

また、家の中心に設置しても自宅の広さや間取りによっては、家全体にWi-Fiの電波を飛ばすのは難しいです。

設置場所を変えても電波が届きにくい時は、中継器の設置も検討しましょう。

端末の接続台数が多い

Wi-Fiルーターに接続する台数が多すぎると、ルーターが過負荷状態になり、接続が不安定になったり、接続が切断してしまう可能性があります。

同時に接続できる台数は、ルーターにより異なり、性能が高いルーターほど多くの端末を接続可能です。

説明書や公式サイトで確認できるので、接続したい端末台数が多いときは、使っているルーターの同時接続可能台数を確認しましょう。

通信制限にかかっている

動画視聴はデータ量が多いので、長時間動画を視聴していると、通信制限にかかることがあります。

一般的に通信制限にかかると、128kbpsまで速度が低下するので、動画視聴は難しいです。

急に動画の再生が止まった時は、利用している回線が通信制限にかかっていないか確認しましょう。

回線が混雑している

インターネット回線は、利用者が多く混雑していると、通信速度が低下します。

特に、夕方から夜にかけては利用者が増えるので、どの回線でも速度が低下することが多いです。

Netflixは、動画をダウンロードしてあとから視聴できる、オフライン再生が利用できます。

回線が混雑していない時間帯に、あらかじめ動画をダウンロードしておけば、快適に動画視聴が可能です。

通信環境の問題の対処法

上述の原因から通信環境に問題があると考えられる場合は、下記の対処法を行ってください。

Wi-Fiルーターを再起動する

通信速度が極端に低下したり、Wi-Fiに全く繋がらなくなった時は、Wi-Fiルーターを再起動してみましょう。

ルーターを再起動すると、以下のような効果があり、不具合が解消する可能性があります。

ルーターの再起動の際、電源を切ったあと5分程度放置する時間をとってから、電源をONにしましょう。

すぐに起動するとルーターに負荷がかかるため、本体が十分に冷却されてから、電源をいれてください。

Wi-Fiルーターのアップデートをする

Wi-Fiルーターのファームウェアをアップデートする主な目的は、製品の重大な欠陥を修正することです。

アップデートの内容には、セキュリティの脆弱性の修正の他に、バグの修正や性能向上なども含まれています。

不安定な動作が改善することもあるので、通信速度が遅かったり、接続が切断されたりする場合は、新しいファームウェアがリリースされていないかチェックしましょう。

Wi-Fiルーターの設置場所を変える

Wi-Fiの電波が弱いときは、Wi-Fiルーターの設置場所を変えると端末に電波が届きやすくなり、通信速度が速くなる可能性があります。

Wi-Fiの電波は障害物があると届きにくいです。

また、金属や水は電波を吸収するため、金属製の家具や水槽の近くにルーターを設置することは避けましょう。

上記の条件を避け、かつWi-Fiにつなぎたい端末にできるだけ近い位置が、理想の設置場所です。

中継機の設置で改善する場合もある

自宅が広いと1台のWi-Fiルーターで全ての部屋に電波を届けることは難しいです。

Wi-Fiの電波が届きにくい部屋がある場合、ルーターと電波が悪い部屋の中間地点に中継器として、もう1台ルーターを設置しましょう。

中継器の設置により、今までWi-Fiがつながりにくかった部屋にも、電波が届きやすくなり、通信速度が改善する可能性があります。

Wi-FiルーターもしくはLANケーブルを交換する

上記の方法を試しても、通信速度の改善がみられないなら、Wi-FiルーターもしくはLANケーブルの故障や性能不足が疑われます。

それぞれ順番に交換することで、速度低下の原因となっている機器を特定可能です。

交換するときは、上述の通信規格を確認して選びましょう。

性能不足の場合、交換前と同じ通信規格の製品を選んでも、通信速度は改善しません。

インターネット回線を乗り換える変える

そもそもインターネット回線の通信速度が遅いなら、Wi-FiルーターやLANケーブルをいくら変えても、通信速度は速くなりません。

ここまでの対処法を試しても、通信速度が改善しない場合は、インターネット回線に原因があると考えられるため、乗り換えを検討しましょう。

Netflixの動画視聴におすすめのインターネット回線は、下記のとおりです。

それぞれのインターネット回線のおすすめを紹介しますので、参考にしてください。

Netflixを快適に視聴できるおすすめの光回線

最も快適にNetflixの動画視聴ができるのは、光回線です。

光回線は通信速度が高速で安定しており、スマホやポケット型Wi-Fiのように通信制限もありません。

そのため、いつでも安定してNetflixの動画を楽しめます。

一方で、基本的に開通工事が必要になるので、インターネットが使えるようになるまで時間がかかることが、光回線のデメリットといえます。

光回線の申込みから、インターネットを利用できるようになるまでは、通常1ヶ月程度かかります。

ここでは、おすすめの光回線とそれぞれの特徴、さらにおすすめポイントを各社の料金や速度の比較を交えて、詳しく解説します。

ドコモ光ならドコモスマホがお得に利用できる

ドコモ光の概要

契約期間	2年間（自動更新）
事務手数料	3,300円
月額料金	一戸建て：5,720円 集合住宅：4,400円
初月の料金	日割り計算
スマホセット割引	▲550～1,100円
工事費	完全に無料
キャッシュバック	45,000円（GMOとくとくBB限定）
その他特典	Wi-Fiルーターレンタル無料 モバイルWi-Fiレンタル3カ月無料
撤去費用	無料
違約金	一戸建て：5,500円 集合住宅：4,180円
支払い方法	クレジットカード払い口座振替請求書支払い
最大速度	1Gbps
データ容量	無制限
申込み	ドコモ光

ドコモ光は、大手通信事業者のNTTドコモが運営するコラボ光のインターネット回線です。

コラボ光（光コラボレーションサービス）とは、フレッツ光と同じNTTの回線を使用する光回線サービスのことを指します。

ドコモ光は、ドコモユーザーならスマホとのセット割引でお得に利用できるため、ドコモのスマホを利用しているなら、ドコモ光を選べば間違いないです。

また、ソフトバンクやビッグローブなどの光回線は、スマホとのセット割引を適用するには、光電話などのオプション契約が必要となりますが、ドコモ光は追加オプションの契約は必要ありません。

ただし、ドコモ光はセット割引が適用されない場合、月額料金が他社と比べて高いです。

そのため、ドコモ以外のスマホを利用している人にとっては、おすすめの光回線とはいえません。

回線名	戸建ての月額料金	マンションの月額料金
ドコモ光	5,720円	4,400円
ドコモ光 （セット割引1台適用）	4,620円	3,300円
ソフトバンク光	5,720円	4,400円
ビッグローブ光	5,478円	4,378円
GMOとくとくBB光	4,818円	3,773円

速度面においては、他社と同等の速度がでており、下りの速度は約250Mbpsです。

これだけの速度が出ていれば、Netflixの動画視聴には十分な速度といえます。

回線名	下り速度	上り速度
ドコモ光	254.53Mbps	258.51Mbps
ソフトバンク光	291.19Mbps	289.38Mbps
ビッグローブ光	240.57Mbps	243.17Mbps
GMOとくとくBB光	234.92Mbps	279.94Mbps

また、ドコモ光ではお得なキャンペーンを実施しており、GMOとくとくBBからの申込者限定で、45,000円と他社と比べても高額のキャッシュバックがもらえます。

工事費については完全無料なので、他社の回線にある工事費実質無料とは違い、いつ解約しても残債の支払いはありません。

ソフトバンクユーザーならソフトバンク光が最適！通信速度も速い

ソフトバンク光の概要

契約期間	2年間（自動更新）
事務手数料	3,300円
月額料金	戸建て：5,720円 マンション：4,180円
初月の料金	日割り計算
スマホセット割引	▲550～1,100円
工事費	実質無料
キャッシュバック	新規：40,000円 転用・事業者変更：17,500円
その他特典	最大10万円まで他社乗り換え時の違約金を還元 Wi-Fiルーター無料プレゼント 開通前モバイルルーターのレンタルが無料
撤去費用	無料
違約金	戸建て：5,720円 マンション：4,180円
支払い方法	クレジットカード払い口座振替
最大速度	1Gbps
データ容量	無制限
申込み	ソフトバンク光

ソフトバンク光は、５年連続でインターネット会員数1位に選ばれている、人気のコラボ光です。

５年もの長期に渡って多くの利用者に選ばれていることから、ソフトバンク光はユーザーの満足度が高い光回線といえるでしょう。

ソフトバンク光は、ソフトバンクやワイモバイルユーザーなら、スマホとのセット割引でお得に利用できます。

また、ソフトバンク光で高速Wi-Fiを利用するには、オプションの光BBユニットとWi-Fiマルチパックの加入が必要です。

ただし、ソフトバンクやワイモバイルを利用している人なら、実質無料で利用できるので安心してください。

一方で、ソフトバンクやワイモバイル以外のスマホユーザーは、上記のオプションに加入するには、1,500円以上の追加料金がかかる上に、セット割引も利用できません。

そのため、ソフトバンクやワイモバイルユーザー以外には、おすすめできません。

上記の理由から、ソフトバンクやワイモバイルユーザーにとって、ソフトバンク光は最もお得な光回線といえます。

回線名	戸建ての月額料金	マンションの月額料金
ソフトバンク光	5,720円	4,400円
ソフトバンク光 （セット割引1台適用）	4,620円	3,300円
ドコモ光	5,720円	4,400円
ビッグローブ光	5,478円	4,378円
GMOとくとくBB光	4,818円	3,773円

次に速度面ですが、ソフトバンク光は他社と比べても通信速度が速く、遅延の指標となるPing値が低いです。

そのため、Netflixの動画視聴だけでなく、遅延の少なさが重要なオンラインゲームにもおすすめの光回線です。

回線名	下り速度	Ping値
ソフトバンク光	291.19Mbps	16.13ms
ドコモ光	254.53Mbps	18.89ms
ビッグローブ光	240.57Mbps	18.06ms
GMOとくとくBB光	234.92Mbps	19.39ms

ソフトバンク光は、40,000円の高額キャッシュバックや工事費実質無料など、豊富な特典があります。

初期費用は事務手数料の3,500円だけなので、初めて光回線を開通させる人も安心して申し込めます。

ビッグローブ光はauユーザーにおすすめ

ビッグローブ光の概要

契約期間	3年間（自動更新）
事務手数料	3,300円
月額料金	戸建て：5,478円 マンション：4,378円
初月の料金	無料
スマホセット割引	▲550～1,100円
工事費	実質無料
キャッシュバック	40,000円
その他特典	光テレビ申込みでキャッシュバックが+10,450円 Wi-Fiルーター2台までレンタル無料（1年間）
撤去費用	無料
違約金	戸建て：4,230円 マンション：3,360円
支払い方法	クレジットカード払い口座振替
最大速度	1Gbps
データ容量	無制限
申込み	ビッグローブ光

ビッグローブ光は、プロバイダとして20年以上の実績をもつ、ビッグローブ株式会社が運営する光回線です。

ビッグローブ光は、auスマホとのセット割引が適用できるので、auユーザーならお得に利用できます。

セット割引を利用するには、月額550円の光電話の契約が必要ですが、セット割引の割引額は1,100円なので、実質無料で利用可能です。

auのスマホを利用しているなら、ビッグローブ光の利用をおすすめします。

光回線は、使用しているスマホでセット割引が利用できる光回線を選ぶのが、一番お得です。

たとえば、ドコモのスマホを利用している人はドコモ光、ソフトバンクやワイモバイルのスマホを利用している人は、ソフトバンク光が一番お得な光回線になります。

そのため、au以外のスマホを利用している人は、ビッグローブ光ではなく、セット割引が利用できる光回線を選びましょう。

回線名	戸建ての月額料金	マンションの月額料金
ビッグローブ光	5,478円	160,508円
ビッグローブ光 （セット割引1台適用）	4,378円	140,708円
ドコモ光	5,720円	174,220円
ソフトバンク光	5,720円	169,220円
GMOとくとくBB光	4,818円	144,748円

ビッグローブ光の通信速度は、上述の比較からわかるように、他社と比べて同等の速度といえます。

時間帯別で確認しても、混雑する夕方から夜の時間帯でも大幅に速度が低下することもなく、安定して速いです。

最も利用者が多い夜の時間帯の下り速度でも、200Mbps以上の速度が計測されているので、Netflixの動画視聴に十分な速度が出ていることがわかります。

通信平均速度 （時間帯別）	下り速度	上り速度
朝	273.25Mbps	236.12Mbps
昼	256.48Mbps	252.51Mbps
夕方	270.66Mbps	258.9Mbps
夜	207.34Mbps	242.2Mbps
深夜	268.64Mbps	246.7Mbps

ビッグローブ光も、他社と同様にお得なキャンペーンを実施しています。

キャッシュバックは40,000円と高額であり、工事費も実質無料です。

さらに、光テレビと同時申込みでキャッシュバックが10,450円増額されるため、加入を検討している人は、特におすすめできます。

GMOとくとくBB光はシンプルに安いコスパ重視の光回線

GMOとくとくBBの概要

契約期間	3年間（自動更新）
事務手数料	3,300円
月額料金	戸建て：4,818円 マンション：3,773円
初月の料金	日割り計算
スマホセット割引	なし
工事費	実質無料
キャッシュバック	32,500円 （乗り換えの場合※1：40,000円）
その他特典	Wi-Fiルーター無料レンタル ひかりテレビ加入で5,000円キャッシュバック増額 ひかり電話加入で3,000円キャッシュバック増額
撤去費用	無料
違約金	なし
支払い方法	クレジットカード払い
最大速度	1Gbps
データ容量	無制限
申込み	GMOとくとくBB光

GMOとくとくBBは、2021年にサービスを開始した実績の少ない光回線ですが、プロバイダーのGMOとくとくBBは、10年以上の運営実績があるため、信頼性は問題ありません。

シンプルで安い月額料金が特徴のGMOとくとくBB光は、料金体系がわかりやすいので知識の少ない初心者におすすめの光回線です。

また、GMOとくとくBB光は、スマホとのセット割引は利用できませんが、通常の月額料金が他社と比べても安いです。

ahamoやpovoなどの格安プランのスマホや楽天モバイルなど、セット割引が利用できないスマホを利用している人は、GMOとくとくBB光を選べば間違いありません。

回線名	戸建ての月額料金	マンションの月額料金
GMOとくとくBB光	4,818円	3,773円
ドコモ光	5,720円	4,400円
ソフトバンク光	5,720円	4,400円
ビッグローブ光	5,478円	4,378円

GMOとくとくBB光の通信速度ですが、先ほどの比較表にもあるように、ビッグローブ光やドコモ光と同等の速度が計測されています。

時間帯別でも大幅な速度低下はなく、最も混雑する夜でも下り速度は200Mbpsです。

GMOとくとくBB光も他社と同様に、快適にNetflixの動画を視聴できるでしょう。

通信平均速度 （時間帯別）	下り速度	上り速度
朝	322.74Mbps	324.14Mbps
昼	265.89Mbps	339.86Mbps
夕方	227.86Mbps	278.29Mbps
夜	194.92Mbps	280.94Mbps
深夜	266.55Mbps	289.53Mbps

GMOとくとくBB光でも、お得なキャンペーンを実施しています。

キャッシュバックは32,500円となっており、乗り換えの場合は40,000円です。

さらに、ひかりテレビの加入で5,000円、ひかり電話の加入で3,000円増額されます。

他社と同様に工事費も実質無料なので、開通時の工事費の支払いはありません。

Netflixを快適に視聴できるおすすめのホームルーター

ホームルーターのメリットは、なんといってもルーターが届いたらコンセントに差すだけで、すぐにインターネットが利用できることです。

光回線と異なり工事が不要なので、申込みから最短1週間程度で利用できます。

また、引っ越しの際の持ち運びも簡単で、引っ越し先でのルーターの再設定などもありません。

ただし、ホームルーターは光回線と比べると速度が遅いです。

また、基本的に通信データ容量は無制限ですが、直近3日間のデータ利用量が多い場合、通信制限にかかる可能性があります。

ここでは、各社のホームルーターの特徴、速度と料金の比較について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

auユーザーはWiMAX（GMOとくとくBB ）がおすすめ

WiMAX（GMOとくとくBB ）の概要

契約期間	最低利用期間：2年間 （2年目以降は契約期間なし）
事務手数料	3,300円
月額料金	1年目：4,554円 2年目以降：5,104円
初月の料金	1,859円
スマホセット割引	▲550～1,100円
工事費	なし
端末代	実質無料
キャッシュバック	新規：32,000円 乗り換え：最大40,000円
違約金	なし
支払い方法	クレジットカード払い
最大速度	4.2Gbps
データ容量	無制限 （プラスエリアモードの場合、当月30GBまで）
申込み	WiMAX（GMOとくとくBB）

WiMAXは、UQコミュニケーションズが提供しているインターネット回線です。

WiMAXには、以下の3つのネットワークが利用可能であり、自動で繋がりやすい回線に接続されます。

WiMAX+5G対応端末なら、理論値ではありますが、下りの最大通信速度4.2Gbpsの高速通信が利用可能です。

実際の平均速度を確認すると、WiMAXはホームルーターの中でも最も通信速度が速いことがわかります。

下り速度は150Mbps以上が計測されているため、Netflixの動画視聴には全く問題ない速度です。

とはいえ、光回線の下り速度は平均で250Mbps程度なので、やはり光回線と比べるとホームルーターは通信速度が遅くなります。

回線名	下り速度	上り速度
WiMAX	165.37Mbps	22.52Mbps
home 5G	147.88Mbps	17.51Mbps
ソフトバンクエアー	82.09Mbps	8.26Mbps
光回線の平均速度	255.3Mbps	267.7Mbps

WiMAXは、auやUQモバイルユーザーなら、スマホとのセット割引でお得に利用できます。

ソフトバンク光やビッグローブ光などの光回線は、セット割引の適用のために、光電話などのオプションに加入する必要がありますが、WiMAXなら追加のオプションに加入する必要はありません。

セット割引適用の月額料金なら他社と比較しても最安であるため、auやUQモバイルユーザーは、WiMAXの利用がおすすめです。

また、光回線の平均料金と比較すると、戸建てよりは安く、マンションよりはやや高い月額料金といえます。

回線名	月額料金	3年間の月額料金
WiMAX	1年目：4,554円（初月：759円） ２年目以降：5,104円	174,449円
WiMAX （セット割引1台適用）	1年目：3,454円（初月：759円） ２年目以降：4,004円	135,949円
home 5G	4,950円	178,200円
ソフトバンクエアー	1年目：3,278円 ２年目以降：5,368円	166,749円
光回線（戸建て）の平均月額料金	5,676円	204,336円
光回線（マンション）の平均月額料金	4,433円	159,588円

WiMAXの端末代金は分割払いとなりますが、GMOとくとくBBのキャンペーンにより、月額料金が割引されるので、分割払いが終わる3年間継続して利用すると実質無料になります。

また、初月と1年目の月額料金が割引されるので、利用開始の1年間はお得な料金で利用可能です。

また、こちらもGMOとくとくBB限定ですが、32,000円の高額キャッシュバックがもらえます。

home5Gはドコモスマホとのセット割が利用できる

home5Gの概要

契約期間	なし
事務手数料	3,850円
月額料金	4,950円
初月の料金	日割り計算
スマホセット割引	▲550～1,100円
端末代	実質無料
キャッシュバック	18,000円 （Amazonギフト券）
その他特典	他社解約金をdポイントで還元 （22,000ポイントまで）
撤去費用	なし
違約金	なし
支払い方法	クレジットカード払い口座振替
最大速度	4.2Gbps
データ容量	無制限
申込み	home5G

home 5Gは、株式会社NTTドコモが提供しているホームルーターです。

ドコモの5G通信に対応しており、最大4.2Gbpsの超高速通信が利用できます。

home 5Gの通信速度の実測値は、ホームルーターの中でWiMAXに次いで速く、下りの最大速度は約150Mbpsです。

また、home 5Gは昼の時間帯の通信速度の低下がみられますが、100Mbps以上の速度が計測されているので、Netflixの動画視聴に支障が出るほどの速度低下ではありません。

通信平均速度 （時間帯別）	下り速度	上り速度
朝	170.99Mbps	18.87Mbps
昼	109.21Mbps	13.66Mbps
夕方	134.97Mbps	16.54Mbps
夜	142.28Mbps	17.45Mbps
深夜	171.79Mbps	20.76Mbps

home 5Gは、ドコモのスマホとのセット割引でお得に利用できます。

ドコモユーザーなら、home 5Gを選べば間違いありません。

また、WiMAXやソフトバンクエアーは、利用期間によって月額料金が違うため、料金設定がわかりづらいです。

一方で、home 5Gは利用期間に関わらず4,950円と、分かりやすいシンプルな料金設定になっているため、知識の少ない初心者にもおすすめできます。

回線名	月額料金	3年間の月額料金
home 5G	4,950円	178,200円
home 5G （セット割引1台適用）	3,850円	138,600円
WiMAX	1年目：4,554円 ２年目以降：5,104円	174,449円
ソフトバンクエアー	1年目：3,278円 （初月：1,859円） ２年目以降：5,368円	166,749円

home 5Gの端末代は、36回の分割払いとなっていますが、毎月の支払い額と同等学が割引されます。

そのため、3年間継続して利用することで実質無料となり、端末代の支払いはありません。

また、home 5Gにはキャッシュバックのキャンペーンはありませんが、GMOとくとくBBからの申込み者限定で、Amazonギフト券18,000円がもらえます。

さらに、他社のホームルーターからの乗り換えで違約金や端末台の残債がある場合は、最大22,000円分のドコモポイントが受け取り可能です。

ソフトバンクスマホとのセット割でお得に利用できるソフトバンクエアー

ソフトバンクエアーの概要

契約期間	2年間（自動更新）
事務手数料	3,300円
月額料金	1年目：3,278円 2年目以降：5,368円
初月の料金	日割り計算
スマホセット割引	▲550～1,100円
端末代	実質無料
キャッシュバック	39,000円
その他特典	他社違約金を最大10万円まで全額還元 メッシュWi-Fiを2カ月無料でレンタル
撤去費用	なし
違約金	10,450円
支払い方法	クレジットカード払い 口座振替
最大速度	2.1Gbps
データ容量	無制限
申込み	ソフトバンクエアー

ソフトバンクエアーは、ソフトバンク光と同じく、大手通信事業者のソフトバンク株式会社が運営しています。

ソフトバンクの5G通信に対応しており、下りの最大通信速度は2.1Gbpsです。

ソフトバンクエアーの通信速度の実測値は、他社のホームルーターの中でもやや遅い速度といえます。

また、時間帯別の平均速度でみると、光回線と同様に夕方から夜の時間帯にかけて通信速度が低下しており、最も混雑する夜の時間帯の下り速度は70Mbps程度です。

とはいえ、Netflixの動画視聴に必要な通信速度の15Mbpsは十分満足しているため、Netflixの動画視聴が目的であれば問題ありません。

通信平均速度 （時間帯別）	下り速度	上り速度
朝	112.85Mbps	9.67Mbps
昼	79.83Mbps	6.99Mbps
夕方	80.68Mbps	8.16Mbps
夜	67.64Mbps	8.34Mbps
深夜	107.41Mbps	9.51Mbps

ソフトバンクエアーは、ソフトバンクのスマホとのセット割引が適用されます。

セット割引の適用に追加のオプションは必要なく、割引額は最大で1,100円です。

また、端末を36回の分割払いで購入した場合、1年目の月額料金の割引が適用されるため、初年度はお得な料金で利用できます。

ソフトバンクユーザーなら、ソフトバンクエアーが最もお得なホームルーターです。

回線名	月額料金	3年間の月額料金
ソフトバンクエアー	1年目：3,278円 ２年目以降：5,368円	168,168円
ソフトバンクエアー （セット割引1台適用）	1年目：2,178円 ２年目以降：4,368円	128,568円
home 5G	4,950円	178,200円
WiMAX	1年目：4,554 （初月：759円） ２年目以降：5,104円	174,449円

ソフトバンクエアーの端末代金は分割払いとなりますが、毎月の支払いと同等額が割引されるため、3年間利用しつづけると実質無料となります。

また、ソフトバンクエアーは、GMOとくとくBBからの申込みで、最大39,000円の高額キャッシュバックがもらえるので、月額料金の割引と併せて初年度はお得な料金で利用可能です。

Netflixを快適に視聴できるおすすめのポケット型Wi-Fi

外出先でもNetflixの動画を視聴したい人は、ポケット型Wi-Fiがおすすめです。

ホームルーターと同様に、ルーターが届いたらWi-Fiの設定をするだけで、すぐにインターネットが利用できます。

ただし、ポケット型Wi-Fiの多くは、通信データ容量が無制限ではなく、使い放題の回線は少ないです。

データ容量を使い切ると通信制限にかかってしまうため、外出先で動画をよく見る人は、データ容量無制限のポケット型Wi-Fiを選びましょう。

ここでは、各社のポケット型Wi-Fiの特徴や、速度と料金の比較について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

WiMAX（GMOとくとくBB ）はauスマホとのセット割が利用可能

WiMAX（GMOとくとくBB ）の概要

契約期間	最低利用期間：2年間 （2年目以降は契約期間なし）
事務手数料	3,300円
月額料金	1年目：4,554円 2年目以降：5,104円
初月の料金	1,859円
スマホセット割引	▲550～1,100円
工事費	なし
端末代	実質無料
キャッシュバック	新規：32,000円 乗り換え：最大40,000円
違約金	なし
支払い方法	クレジットカード払い
最大速度	3.9Gbps
データ容量	無制限 （プラスエリアモードの場合、当月30GBまで）
申込み	WiMAX

WiMAXはホームルーターだけでなく、ポケット型Wi-Fiの端末も提供しています。

外出先でもWiMAXの高速通信を利用したい人は、ポケット型Wi-Fiの端末を選びましょう。

どちらも同じ回線を使用していますが、端末の対応速度が違うため、ポケット型Wi-Fiの下り最大速度は3.9Mbpsとなっています。

WiMAXは、ポケット型Wi-Fiの中で最も通信速度が速く、実測の下り速度は100Mbps以上です。

通信速度の速いポケット型Wi-Fiを探しているなら、WiMAXを選べば間違いありません。

回線名	下り速度	上り速度
WiMAX	104.29Mbps	23.38Mbps
楽天モバイル	25.02Mbps	20.6Mbps
MONSTER MOBILE	24.01Mbps	9.57Mbps

WiMAXの料金は、ホームルーターもポケット型Wi-Fiも同様です。

もちろん、ポケット型Wi-FiでもauやUQモバイルのスマホとのセット割引が適用されるため、auやUQモバイルユーザーならお得に利用できます。

WiMAXは、他のポケット型Wi-Fiと比べて料金が高いですが、データ容量は無制限かつ通信速度もポケット型Wi-Fiの中で最速です。

料金の安さよりも、データ容量や通信速度を求めるのであれば、WiMAXの利用をおすすめします。

回線名	月額料金	3年間の月額料金
WiMAX	1年目：4,554円 （初月：759円） 2年目以降：5,104円	174,449円
WiMAX （セット割引1台適用）	1年目：3,454円 （初月：759円） 2年目以降：4,004円	135,949円
楽天モバイル	0～3GB：1,078円 3～20GB：2,178円 20GB以上：3,278円	0～3GB：38,808円 3～20GB：78,408円 20GB以上：118,008円
MONSTER MOBILE	20GB：1,980円 50GB：2,530円 100GB：2,948円	20GB：71,280円 50GB：91,080円 100GB：106,128円

月額3,278円でデータ容量無制限！コスパ重視なら楽天モバイルがおすすめ

楽天モバイルの概要

契約期間	なし
事務手数料	0円
月額料金	0～3GB：1,078円 3～20GB：2,178円 20GB以上：3,278円
初月の料金	日割り計算なし
スマホセット割引	なし
端末代	1円
キャッシュバック	1,081ポイント（楽天ポイント）
その他特典	契約者の紹介で6,000ポイントプレゼント
撤去費用	なし
違約金	なし
支払い方法	口座振替 クレジットカード払い デビットカード払い
最大速度	150Mbps
データ容量	無制限
申込み	楽天モバイル

楽天モバイルは、2019年からドコモやauに次ぐ第4のキャリアとして携帯電話回線を提供しており、月額料金の安さとデータ容量無制限が魅力の通信サービスです。

また、楽天モバイルでは、スマホやタブレットだけでなく、ポケット型Wi-Fiの提供も行っています。

ポケット型Wi-Fiのほとんどは、データ定額プランを提供しており、データ容量無制限のプランがある回線は、楽天モバイル以外ではWiMAXしかありません。

2社を比較すると、楽天モバイルの方が通信速度は遅いですが、月額料金は安いです。

データ容量無制限かつ料金が安いポケット型Wi-Fiは、楽天モバイルしかありません。

回線名	月額料金	通信平均速度 （全日、下り）
WiMAX	1年目：4,554円 （初月：759円） 2年目以降：5,104円	104.29Mbps
楽天モバイル （データ容量無制限）	3,278円	25.02Mbps

楽天モバイルの通信速度は、時間帯によって速度低下が見られますが、最も遅い昼の時間帯でも下り速度は18Mbpsとなっており、Netflixが推奨している通信速度は満足しています。

楽天モバイルは、WiMAXや光回線よりは通信速度が遅いですが、十分にNetflixの動画を視聴できるといえるでしょう。

通信平均速度 （時間帯別）	下り速度	上り速度
朝	21.32Mbps	19.89Mbps
昼	18.42Mbps	17.56Mbps
夕方	30.07Mbps	20.15Mbps
夜	26.58Mbps	20.56Mbps
深夜	32.08Mbps	23.11Mbps

安さ重視ならMONSTER MOBILE！料金プランが業界最安級

MONSTER MOBILEの概要

契約期間	2年間
事務手数料	3,300円
月額料金	20GB：1,980円 50GB：2,530円 100GB：2,948円
初月の料金	日割り計算なし
スマホセット割引	なし
端末代	無料レンタル
キャッシュバック	なし
その他特典	なし
撤去費用	なし
違約金	1ヶ月分の月額料金 （3年目以降なし）
支払い方法	クレジットカード払い
最大速度	150Mbps
データ容量	20～100GB
申込み	MONSTER MOBILE

MONSTER MOBILEは、2020年10月からWi-Fiサービスを開始した、比較的新しいポケット型Wi-Fiです。

ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの回線を自動で切り替えるクラウドSIMを利用しているため、幅広いエリアに対応しています。

MONSTER MOBILEは、料金の安さが魅力であり、実際に楽天モバイルの月額料金と比べて、20GBのプランはMONSTER MOBILEの方が安いです。

また、100GBのプランも楽天モバイルの無制限プランより安いため、毎月利用しているデータ容量が100GBより少ないなら、楽天モバイルよりもお得に利用できます。

毎月使うデータ容量が少ない人であれば、MONSTER MOBILEはおすすめのポケット型Wi-Fiです。

回線名	月額料金 （20GB）	月額料金 （MONSTER MOBILE：100GB 楽天モバイル：無制限）
MONSTER MOBILE	1,980円	2,948円
楽天モバイル	2,178円	3,278円

上述の表から、MONSTER MOBILEの通信速度は、楽天モバイルと同等であることが分かります。

ただし、時間帯別の通信速度を見ると、昼の時間帯の速度が非常に遅いです。

下り速度は3.7Mbpsとなっており、FHD以上の画質では、動画再生時にカクついたり、止まったりする可能性があります。

とはいえ、HD画質であれば十分な速度なので、画質にこだわりがない人であれば問題ありません。

よく利用する時間帯によっては不安が残る点もありますが、MONSTER MOBILEは料金面ではお得に利用できます。

通信速度よりも料金を重視するのであれば、MONSTER MOBILEはおすすめのポケット型Wi-Fiです。

通信平均速度 （時間帯別）	下り速度	上り速度
朝	19.53Mbps	20.17Mbps
昼	3.73Mbps	0.85Mbps
夕方	28.88Mbps	13.96Mbps
夜	20.25Mbps	8.27Mbps
深夜	15.57Mbps	4.47Mbps

Netflixが止まるときは原因別に対処法を試してみよう

Netflixの動画再生が止まるときの原因と対処法を紹介しました。

サーバーダウンなどNetflix側に問題があることもありますが、Netflixの動画再生が止まるときは、端末側や通信速度に問題があることの方が多いです。

紹介した対処法を原因別に試していけば、ほとんどの場合は解決できるはずなので、ぜひ試してみてください。

また、Netflixに限らずU-NEXTやHulu、YouTubeなど、さまざまな動画配信サービスが普及する昨今、快適に動画再生を楽しむには高速なインターネット回線が必須となります。

色々と試してみたけど、そもそもの通信速度が遅かったということは、よくある話です。

その際は、今回紹介したおすすめのインターネット回線を参考に乗り換えを検討しましょう。